2024/11/12
株式会社アクシス(本社:鳥取県鳥取市 代表取締役:坂本哲、以下 アクシス)は、鳥取市(市長: 深澤義彦)が市内の民間企業と連携協定を締結し構築を進める生活支援サービス(スーパーアプリ)を活用し、佐治町国民健康保険診療所、株式会社LIMNO(本社:鳥取県鳥取市 代表取締役CEO:小野久人)が2024年10月21日(月)に鳥取市佐治町余戸公民館(鳥取市佐治町余戸)で実施するオンライン診療の実証実験で、処方薬の配送において、処方薬の配送サービス「トリメディ」のスキームを活かし、本実証実験に参画をいたします。 生活支援サービス(スーパーアプリ)は、株式会社LIMNOが提供する特定のタブレット端末を活用し、搭載される市民生活に関わる様々なサービスを提供するサービスです。弊社では株式会社サンマート、株式会社さじ弐拾壱の協力を得て、9月よりネットモール「トリスト」を活用したお買い物環境の確保に向けた実証実験を開始しています。 今回の実証実験は、今後の中山間地域における医療サービスの維持、継続という課題解決と共に、アクシスが「超地域密着型生活プラットフォーム Bird」のサービスを通して目指す、公民館を活用した地域コミュニティの再生にむけた可能性にチャレンジする大きな1歩になると考えています。 ■オンライン診療実証実験について 今回のオンライン診療実証実験は、鳥取市・佐治町で課題となっている医療サービス環境の維持・継続の課題解決に向けて、現在、佐治町国民健康保険診療所において医師1名、看護師2名で担っている業務負担の軽減、市内リソースの活用の可能性と医療サービスの安定的な確保を目指す1つの方法として、診療から処方薬の受取りまで一気通貫した形式での実施を計画しています。 同日は関係各社の協力を経て、実証実験の様子をメディアに公開いたします。この機会にぜひご取材いただきたく、よろしくお願い申し上げます。 【鳥取市のコメント】 佐治町は、高齢化率が高く、患者自身での移動が困難なことに加えて、共助できる周囲の世帯も減少しています。また、近年の大雨や大雪、交通手段の確保等、診療所への通院そのものが課題になっています。 今回、佐治診療所と連携し、患者の通院への負担を軽減し、自宅や集会所など落ち着ける環境で診察を受けることができる『オンライン診療』を取り入れ、処方薬の配送まで担う実証実験を実施します。この取組みが同様の課題を抱える市内各地の医療サービスの継続の一助となることを期待しております。 ■処方薬の配送サービス「トリメディ」 超地域密着型生活プラットフォーム「Bird」が提供する処方薬の配送サービス。2021年より有限会社徳吉薬局(代表取締役社長:徳吉淳一)と提携し、服薬指導後のお客様待ち時間の軽減、薬局内の混雑の解消を目的にサービスを開始。 毎月50件~60件配送が稼働しており、加盟する薬局店も少しずつ増加。将来的にはオンライン診療、服薬指導と連携したサービスへの拡充を目指しています。 ホームページ:https://torimedi.ttr-bird.com/firstguide/index.html 【実証実験概要】 名 称:生活支援サービス(スーパーアプリ)を活用したオンライン診療 実証実験 日 時:2024年10月21日(月)15時00分~17時00分(受付:14時45分~) 会 場:鳥取市佐治町余戸公民館(鳥取市佐治町余戸513) 佐治町国民健康保険診療所(鳥取市佐治町加瀬木2171-2) 参加者:鳥取市、佐治町国民健康保険診療所、株式会社LIMNO、株式会社アクシス ■当日の流れ 15:00 住民集合、本日の流れの説明 15:30 患者①事前説明・受付・診療・服薬指導 患者②事前説明・受付・診療・服薬指導 ※佐治町余戸公民館と佐治町国民健康保険診療所とをモニターを活用しオンラインでつなぐ想定で実施 15:45 取材・撮影 16:30 処方薬の準備、配送員への受渡・配送 実証実験終了