ネットモール「トリスト」岩美町2地区3集落にて、買い物支援実証実験を11月14日から開始
~サービス開始初、注文カタログ+電話・FAXでの注文受付を実施、リアルなニーズを探ります~
株式会社アクシス(本社:鳥取県鳥取市 代表取締役:坂本哲、以下 アクシス)は、岩美町(町長:長戸清)、株式会社みずほ銀行(本社: 東京都千代田区 取締役頭取:加藤勝彦)、株式会社サンマート(本社:鳥取県鳥取市 代表取締役社長:岩崎陽一)、いないホールディングス株式会社(本社:鳥取県倉吉市 代表取締役社長:稲井陽一郎)、株式会社さんびる(本社: 島根県松江市 代表取締役:田中正彦)を含む1市1町7企業と連携し、昨年9月5日に発足した「地域共創型生活プラットフォーム協議会」の第二弾の取り組みとして、岩美町岩本地区、蒲生地区の2地区にて、ネットモール「トリスト」を活用した買い物支援の実証実験を11月14日に開始します。
■買い物支援実証実験の背景と新たな取組について
岩美町は鳥取市内から約20分と比較的アクセスが良い地域である一方で、高齢化や過疎化の課題、さらに町内の中心地域から離れた地域での日常的な買い物環境の確保は大きな課題の1つです。今回は、岩美町全地区にお声がけをし、快諾いただいた2地区を対象に実証実験を行うものです。
【新たな取組】
・「注文カタログ」を活用した「電話・FAX」での注文の受付・配送を実施
・受取拠点毎に異なる配送料の設定(受取拠点 330円/配送、個人宅770円/配送)
今回の実証実験を通じて、「注文カタログ」を活用した注文における真のニーズ、ならびに配送料の違いによる利用数の傾向などを把握する一助といたします。
■地域共創型生活プラットフォーム協議会設立の背景
県内でスーパーを含む小売店の閉店が相次ぐ中、鳥取県内では中山間地域に限らず、中心市街地における中長期的な買い物環境の確保も課題と捉えています。また、県外の大手スーパーの進出により、地元企業の持続可能な経営も危ぶまれる中、地域企業が互いに協力しながらも競争力を向上していくことが、地域経済の循環に繋がると考え、鳥取市、倉吉市、米子市と3市に事業所を持つ各企業と共に、昨年、協議会を立ち上げました。
今回のプロジェクトでは、昨年度に実施した米子市での実証実験の課題を踏まえ、その仕組みを改善しています。実証実験の実施に対して、各市町村に声がけをしたところ、長戸町長をはじめ前向きな回答をいただいた岩美町に参画いただき本プロジェクトを推進するものです。
【実証実験概要】
名 称:トリストを活用した買い物支援実証実験
期 間:2024年11月14日(木)~2025年1月31日(金)
実施地域:岩美町 岩本地区、蒲生地区
配送拠点:岩本地区 沓井公民館、蒲生地区 山ノ神公民館ならびに、鳥越の代表個人宅
注文可能店舗:サンマート岩美店、ジュンテンドー岩美店、G-YOUステーション大森SS
対 象:地域にお住いの方
注文配送回数:注文回数は自由、配送は週3回を予定 ※利用には会員登録が必要となります。
■ネットモール「トリスト」とは
「Bird」のネットモールサービス。鳥取市では株式会社サンマート、株式会社ジュンテンドー、株式会社トリベイをはじめ地域の小売店24店舗が加盟し、暮らしの必需品をインターネットで購入し、当日に配送するサービスを展開しています。